取り組み環境への取り組み
環境への取り組み
(株)コープクリーンは、創業以来、環境問題を強く意識し、さまざまな取り組みを重ねてきました。最初は、身近な“水環境への配慮”からスタートしましたが、地球温暖化が進行する中、“低炭素社会”における事業のあり方を考え始めています。二酸化炭素(CO2)削減に向けて、何ができるのか、具体的な取り組みをご紹介します。
RSPO 認証パーム油の購入をはじめています
(株)コープクリーンは、大気中のCO2増加を抑制するパーム油を、洗剤の原料として積極的に利用する商品作りをしています。パーム油は、食用にも工業用にも活用されており、2005年大豆油を抜いて、世界で最も生産量の多い油脂となりました。一方、パーム農園の急激な拡大に伴い、生物多様性保護にとって重要な熱帯雨林地域の破壊など、深刻な環境問題を引き起こしています。この問題への対応として、(株)コープクリーンは、RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil /持続可能なパーム油のための円卓会議)に、2006年に加盟しました。RSPOは、2004年、パーム油に関わる、生産者、流通業者、商社、メーカー、環境NGOなどが集まって設立されました。自然環境や生産者の生活を守りながら、持続的にパーム油の生産と利用ができる基準と仕組み作りに取り組んでいます。
コープの洗剤環境へのとりくみの歴史
- 1969
- コープセフター誕生LASより生分解性のよい高級アルコール系洗剤として開発
- 1980
- セフターの無リン化を実現
- 1981
- セフターの原料を石油から植物原料に変更
- 廃油回収脂肪酸が原料の粉石けんを開発
- 大手メーカーに先駆けて、液体洗剤の詰替用を発売
- 1988
- セフターのコンパクト化始まる当時25g/30Lだった標準使用量は2004年に15g/30Lまでコンパクト化
- 1989
- セフター詰替用登場ゴミを減らすため、取っ手やスプーンのない詰替用を開発
- 1992
- BIC(バッグインカートン)容器発売組合員さんの声から生まれたコープオリジナルの詰替容器
- 1992
- 再生PETを原料を台所用
- 洗剤のボトルに採用開始
- 1993
- セフター簡易包装パック化
- 2000
- CBX(カートンボックス)容器発売紙製の詰替容器
- 2004
- 再生PETを計量スプーンの原料に採用
- 2006
- RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)に加盟
- 2011
- 「ボルネオのみどりをつなごう」キャンペーン実施ボルネオの熱帯雨林を守る活動に寄付。2017年まで継続
- 2012
- RSPO認証パーム油購入スタート!●対象品(2014年6月現在) セフターE/セフター漂白剤入り/ セフターNEXT
- 2018
- コープの洗剤環境寄付キャンペーン実施WWFジャパンを通じてインドネシアの小規模パーム農園の持続可能な生産を支援
(現在も継続支援中)
- 2019
- RSPO マスバランス方式の認証パーム油製品発売
- 2020
- RSPO ブックアンドクレーム方式の認証パーム油購入・対象を当社製造CO・OP商品全品に拡大